みなさんこんにちは。コーディネーターの萩原です。
もうすっかり冬ですね。頬に冷たい風があたる度に、今年もあと少しなんだなと…心が引き締まる思いがします。
昨日は久しぶりの休日で、大好きな本屋さんに行きました。そこで出会った
「美人の日本語」という本の中にこんなことが綴られていました。
>「大丈夫」
「丈夫」とは、「ますらお」、つまり健康で、たくましい成人男子のことです。それを強調する「大」の字をつけて、大丈夫。つまり、そんな人がそばにいるぐらい、安心で、心強いということです。いつでも、そんな人がいてくれたら、本当に、心配ないですね。
でも、いるのです…それは、あなたの心の中に。
誰の心の中にも、いろんな自分がいませんか。傷つくことを恐れる自分、つい流されてしまう自分、現実から逃げたくなる自分…。もちろん、前向きな自分も、がんばり屋の自分もいるでしょう。そして、大丈夫さんも必ずいるのです。
あなたの大丈夫さんが、もし心の隅っこにいる時は、そっと呼びかけてみましょう。ほら、にっこり微笑んだ。もう、あなたは、大丈夫。
これを読んだ時、作家の方の表現やお人柄もあると思うんですけどなんだか心穏やかになって思わずにっこりしてしまいました。
言葉にはいろんな思いが込められているんですね。日本語は美しいです。これからも丁寧に言葉を使って表現していきたいな・・と思った一冊でした。